ペドロ・アルモドバル、西部劇の短編映画を監督

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「オール・アバウト・マイ・マザー」「ペイン・アンド・グローリー」などで知られるスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、短編映画「Strange Way of Life（英題）」を手がけることがわかった。

本作の詳細は不明だが、米Playlistによれば、ポルトガル人歌手アマリア・ロドリゲスの歌にインスパイアされた約30分の西部劇作品だという。主演俳優2人はすでに決まっており、スペインのアルメリアで撮影する模様。アルメリアは、セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演のドル箱三部作「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン　地獄の決斗」や、レオーネ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」のロケ地として有名。アルモドバル監督は自身初の英語長編となる新作「A Manual for Cleaning Women（原題）」より先に、本作の撮影に入る。

「A Manual for Cleaning Women（原題）」は、作家ルシア・ベルリンのベストセラー小説「掃除婦のための手引き書」を映画化する作品で、オスカー女優のケイト・ブランシェットが主演する。ペネロペ・クルスがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた、アルモドバル監督の新作「パラレル・マザーズ（英題）」は11月に日本でも公開予定。