クリストファー・ノーラン監督の新作にデニス・クエイド＆メグ・ライアン長男

クリストファー・ノーラン監督の新作映画「オッペンハイマー（原題）」に、「The Boys」「Scream」のジャック・クエイドが出演することがわかった。米Deadlineが報じた。

本作は、2005年のピュリッツァー賞を受賞したカイ・バード＆マーティン・J・シャーウィン共著によるノンフィクション本「American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer（原題）」をもとに、第2次世界大戦中、マンハッタン計画を指揮して世界で初めて原子爆弾の開発に成功した米物理学者ロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く。

「ダークナイト」「インセプション」「ダンケルク」などノーラン監督作の常連俳優として知られるキリアン・マーフィが主演を務めるほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、ジョシュ・ハートネットら豪華な顔触れがそろう。このほど出演が決まったクエイドの役どころは不明だ。

父に俳優デニス・クエイド、母に女優メグ・ライアンをもつクエイドは、エリック・クリプキ制作、エバン・ゴールドバーグとセス・ローガンが制作総指揮を務めるAmazonオリジナルシリーズ「The Boys」でブレイクを果たした。同作の第3シーズンは今年6月から配信予定。ウェス・クレイブン監督の大ヒットホラー「スクリーム」シリーズ第1作の25年後を描いた第5作「Scream」は全米興行ランキングで首位デビューを飾った。

「オッペンハイマー（原題）」は、ノーラン監督が脚本、製作を手掛け、妻で創作パートナーでもあるエマ・トーマス、チャールズ・ローベン（「ワンダーウーマン」）がプロデューサーとして名を連ねる。米ユニバーサル・ピクチャーズが配給し、2023年7月21日に全米公開予定だ。