ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作「リコリス・ピザ」2022年内に日本公開
2022年1月6日 12:00
ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作「Licorice Pizza(原題)」が、「リコリス・ピザ」の邦題で、2022年内に日本公開されることが決定した。
「マグノリア」でベルリン国際映画祭の金熊賞を獲得し、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭の全てで監督賞を受賞している“天才”アンダーソン監督。世界中の映画ファンが心待ちにしていた新作「リコリス・ピザ」は、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では作品賞、監督賞、ブレイクスルー賞に輝き、第79回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)では作品賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞にノミネート。公開前から期待と前評判が高かったが、21年11月26日の全米公開から年末にかけて全米の映画賞を席巻。オスカー最有力との呼び声も高い。
物語の背景は、1970年代のアメリカ。サンフェルナンド・バレーを舞台に、アラナとゲイリーの恋模様を描かれる。主演は三人姉妹バンド「HAIM」のメンバーであるアラナ・ハイム、アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾っている。そのほか、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディが共演。アンダーソン監督は脚本&撮影も兼任している。
「リコリス・ピザ」は、22年に日本公開。