「君の名前で僕を呼んで」ルカ・グァダニーノ監督、ZARAとコラボしたクリスマス短編をリリース

Photo by Gareth Cattermole/Getty Images

「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督と人気ファストファッションブランド「ZARA」がコラボレートした短編映画「O Night Divine（原題）」がサプライズ公開された。

同作はジョン・C・ライリーがサンタクロース役で主演し、アレックス・ウルフ（「へレディタリー　継承」）、モデルで監督のヘイリー・ゲイツ（「アンカット・ダイヤモンド」）らが出演している。クリスマスのスキーリゾートにやってきたサンタやミュージシャン、ホテル従業員を描く約43分のショートフィルムで、脚本はグァダニーノ監督の短編「The Staggering Girl（原題）」（2019）や「エジソンズ・ゲーム」のマイケル・ミトニックが執筆。「ペイン・アンド・グローリー」などペドロ・アルモドバル監督作を多く手がけるアルベルト・イグレシアスの音楽が全編に使われている。

グァダニーノ監督は、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメと再タッグを組む新作映画「Bones & All（原題）」が現在、ポストプロダクション中。こちらはカニバリズム（人肉嗜食）を題材にした作家カミーユ・デアンジェリスの同名ヤングアダルトホラー小説をもとにした作品で、ほかにテイラー・ラッセル、マーク・ライランス、マイケル・スタールバーグ、クロエ・セビニー、フランチェスカ・スコセッシが共演し、大ヒットホラー「ハロウィン」の監督でグァダニーノ監督の友人であるデビッド・ゴードン・グリーンが俳優デビューを飾っている。

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