テッサ・トンプソン、個性派俳優スティーブ・ブシェーミの監督作に主演
2021年11月9日 22:00
個性派俳優スティーブ・ブシェーミが監督を務める新作映画「The Listener(原題)」に、テッサ・トンプソン(「クリード チャンプを継ぐ男」「マイティ・ソー バトルロイヤル」)が主演していることがわかった。米Deadlineによれば、8~9月に米ロサンゼルスで撮影を終えているという。
「The Listener(原題)」は、電話相談のボランティアとして働くベス(トンプソン)が毎夜、アメリカ全土からかかってくる寂しい人、傷ついた人、希望を失った人、不安にさいなまれている人たちからの電話に応じる物語。この1年間で相談の内容が深刻さを増し、きょうこそ誰かが死んでしまうかもしれないと思いながら、彼らの気持ちを少しでも楽にしようとするなかで、ベスがなぜこの仕事をしているのか、彼女自身の背景も明らかになっていく。画面に登場するのはベスのみで、脚本はアレッサンドロ・ケイモン(「メッセンジャー(2009)」)が執筆した。ブシェーミの製作会社オリーブ・プロダクションズとトンプソンがプロデュースしている。
映画「レザボア・ドッグス」「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」「アルマゲドン」、ドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」など多数の代表作をもつブシェーミは、これまで監督として「トゥリーズ・ラウンジ」「アニマル・ファクトリー」「リターン・トゥー・マイ・ラヴ」などを手がけたほか、テレビシリーズでもメガホンをとっている。