池松壮亮×伊藤沙莉「ちょっと思い出しただけ」 二度と戻れない“愛しい日々”を映す特報完成

2021年10月30日 18:00


第34回東京国際映画祭では、コンペティション部門に選出。チケットは即完!
第34回東京国際映画祭では、コンペティション部門に選出。チケットは即完!

池松壮亮伊藤沙莉が主演し、松居大悟監督が脚本も兼ねたオリジナルのラブストーリー「ちょっと思い出しただけ」の特報が、このほどお披露目された。

物語の中心となるのは、怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松)とタクシードライバーの葉(伊藤)。2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。製作のきっかけは、「クリープハイプ」の尾崎世界観が「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」。松居監督がこの楽曲に触発され、初めて書き上げた完全オリジナルのラブストーリーだ。

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第34回東京国際映画祭(10月30日~11月8日)ではコンペティション部門に選出されており、11月2、7日に角川シネマ有楽町で上映。チケットは、一般販売開始からわずか10分ほどで完売。コンペティション部門15作品のなかでは、最速で売り切れる(※配給会社調べ)など、松居監督が熱望したコンペティション部門初受賞に期待がかかる。

特報は「ずっと会話になんてなってなかったのかもね」という葉の言葉から始まる。その後、映し出されるのは、幸せそうな照生と葉の姿。2人で暮らした家、2人で乗ったタクシー、2人だけの水族館、2人で観た“あの映画”、2人で食べたケーキ――。やがて「ある一日だけで綴られる6年間」というテロップが挿入される。これは2人が幸せだった時間を意味するのだろうか。

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まるで幸せが溢れ出てしまったかのように「来年の誕生日プロポーズしよ」と呟く照生。思わぬ一言に嬉しそうに聞き返す葉。「二度と戻れない なんでもない 愛おしい日々」という言葉が、映し出されてきた2人の時間を想起させる。冒頭から終わりにかけて、大きく変化していく照生と葉のセリフ、表情に注目だ。

ちょっと思い出しただけ」は、2022年早春公開。

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