第15回田辺・弁慶映画祭コンペ入選8作品決定、特別審査員に内田英治監督

2021年9月10日 11:00


林隆行監督「情動」
林隆行監督「情動」

11月19日から21日まで開催予定の第15回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の入選8作品が決定し、コンペ部門の特別審査員を今年は「ミッドナイトスワン」などを手掛けた内田英治監督が務めることが明らかになった。

4月13日から7月13日までに応募のあった151作品の中から予備審査を経て入選した作品は、ますだあやこ&板野侑衣子監督「魚の目」、吉田奈津美監督「浮かぶ」、藤井謙監督「スタートライン」、加藤紗希監督「距ててて」、淺雄望監督「ミューズは溺れない」、林隆行監督「情動」、田中大貴監督「PARALLEL」、そして中濱宏介監督「B/B」に決定した。

第15回はオンラインと和歌山県田辺市の紀南文化会館での現地開催を併用した新しい試みで実施する。コンペ部門の8作品は今年もオンラインで配信。招待作品は11月21日に1作品のみ紀南文化会館で上映する。上映にあたり感染防止対策を徹底し、来場者は和歌山県内在住者のみに限定するが、状況により招待作品の上映が中止になる場合がある。

コンペ部門の特別審査員長は掛尾良夫氏(映画ジャーナリスト)、特別審査員は松崎健夫氏(映画評論家)、沢村敏氏(東京テアトル映像事業部企画調整部)、内田監督が務め、21日に弁慶グランプリなどが発表される。

なお現在、第14回受賞作品や受賞監督の過去・新作作などを特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2021」がテアトル新宿で9月16日まで開催中。続いて24日から30日までシネ・リーブル梅田で開催される。

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