第14回田辺・弁慶映画祭コンペ入選8作品決定、オンラインで11月開催
2020年9月8日 11:00
[映画.com ニュース]第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の入選作品が、4月13日から7月13日までの3か月間に応募のあった123作品の中から、予備審査を経て8作品決定した。
入選作品は、野本梢監督「愛のくだらない」、磯部泰宏監督「いる」、三浦克巳監督「親鳥よ、静かに泣け」、小川深彩監督「偽神」、比嘉一志監督「焦げ。」、神山大世監督「東京の古着屋」、亀山睦実監督「マイライフ、ママライフ」、そして碧嵐澄士監督「LOVE WATER FIRE」。
田辺・弁慶映画祭は毎年、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催されているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、安全確保、感染予防などを考慮して、11月13日から15日にオンラインで開催される。コンペ入選作品はオンライン上で鑑賞でき、作品の配信以外にも田辺・弁慶映画祭を感じてもらえるような企画も検討されている。
なお、今年6月からテアトル新宿ほかで開催される予定だった「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となっていたが、改めて11月20日から12月10日までテアトル新宿で、12月18日から12月24日までシネ・リーブル梅田で開催されることが決定した。
第13回コンペ部門の弁慶グランプリ、キネマイスター賞、観客賞、俳優賞受賞「おろかもの」(芳賀俊・鈴木祥監督)、TBSラジオ賞受賞「中村屋酒店の兄弟」(白磯大和監督)、映画.com賞受賞「もぐら」(山浦未陽監督)、俳優賞受賞「彼女はひとり」(中川奈月監督)と受賞監督の新作などが上映される。