マイライフ、ママライフ

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マイライフ、ママライフ

解説

現代女性ならではの生きづらさを抱える2人の女性の葛藤と希望を描き、2020年・第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門で観客賞を受賞した長編作品。仕事に熱中する日々を送る綾は、結婚して3年になる夫から、そろそろ子どもが欲しいと言われ辟易としてしまう。彼女には、妊娠・出産に勇気が持てないある理由があった。一方、2人の子どもを育てる沙織は、本当にやりたい仕事を諦めて事務職で働いている。ある秋、綾は「家族留学」という家族体験プログラムのイベント運営を任され、沙織の家族と出会う。監督・脚本は、映画・ドラマ・広告など幅広いメディアで企画・演出を担ってきた亀山睦実。第14回田辺・弁慶映画祭の受賞作品を劇場公開する特集企画「田辺・弁慶映画祭セレクション2021」(2021年8月27日~9月16日、東京・テアトル新宿/2021年9月24日~9月30日、大阪・シネ・リーブル梅田)で上映された後、22年4月に単独劇場公開。

2020年製作/88分/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2022年4月1日

その他の公開日:2021年9月14日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)2021 「マイライフ、ママライフ」製作委員会

映画レビュー

2.5「あら、そう。」というだけの一本。

2023年1月1日
Androidアプリから投稿

そもそも、お子さんを持っかどうかは、奥さんの意識も大きいでしょうから、奥さんがそういう意識なら、「あら、そうですか。」という以外に、何もないのではないでしょうか。
そのことは、家庭留学をすることで、意識が変わっていくことがあったとしても、同じと思います。
まさか本作の製作意図が「だから子供を持つ意識のない奥さんは、どんどんと家族留学をして意識を変えて、産めよ増やせよ路線に切り替えて、少子化社会を乗り切りましょう。」ということでもなければ。
結局は、それだけの作品だったように思われます。評論子には。
(追記)
駄目ですよね、旦那のあの対応は。
奥さんが困って「子供のお迎えに行けない」とSOSを出しているというのに。
その点は、少しばかり気にはなりました。
(★半分だけ加点)

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talkie

1.5カルト教団の映画みたいだった

2022年4月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 主役は2児の母のサオリである。子供を作るかどうか悩んでいるアヤがトリックスターの役割を果たすのだが、アヤのキャラクターが不安定な上に、演じた尾花貴絵の演技がいまひとつだったので、作品としての完成度が低くなってしまった。
 アヤの上司は、結婚したら子供を作らなければならないかのようなセクハラ発言を連発するのに、全く問題にされなかったのも不自然だ。アヤが前半で子供はいらないと言っていたのは哲学ではなく、不運な体験からだというのはご都合主義である。どうしても子供を産むことが善であるという一方的な考え方でまとめたかったようだ。

 日本の少子化は、政治が駄目という理由も確かにあるが、それだけではない。先進国全体の問題である。育児ケアがほぼゼロに等しいアフリカでは人口爆発が起きている。日本でも戦後の焼け跡でベビーブームが起きた。子供を作るくらいしか望みがないから人口爆発が起きる。
 つまり先進国では、子供に人生の潤いを得ようとする人と、子供以外で人生の充実を図ろうとする人と、その両方の人と、どちらでもない人というふうに、人生観が分かれている訳だ。それぞれの人生観は精神的な自由として尊重されなければならない。
 ところが本作品は、子供を産んで子供中心の生活が正しい人生であるかのような人生観に固執して、セクハラもパワハラも見逃してしまう。女性の幸せを子育てに固定してしまうから、広く共感を得るのは難しいだろう。カルト教団の映画みたいだった。

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耶馬英彦

5.0誰もが体験しているのでは

2021年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子育てと仕事、家庭の両立の難しさをリアルに表現していると思う。
何かを犠牲にしないと成り立たないのではなく、夫婦でコミュニケーションをし
協力しあうことの大切さを改めて感じた。現代人にこそ、ぜひ観て欲しいです。
また、劇中の音楽がとても良かった。

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I Hiroto

2.0努力は出来る範囲でね

2021年9月14日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

バリバリ働き将来のことや子供を持つことを今は考えられないという女性が、家族留学で2人の子供を育てる同い年の女性と交流し変化する話。

個人的には子供をつくらない選択も多いに結構だと思うタイプですが…最近は出産の高齢化が当たり前にはなっているけれど、将来は子供をという思いが少しでもあれば、30歳って考えるならそろそろじゃないですか?から始まり、今時そんなことを平気で述べる上司いるかね?と違和感バリバリだったし、仕事にしてもみんな個人プレーですか?とか、なんだ帰れるんじゃんみたいな違和感が。
煮詰まるは答えが出る時に使う言葉ですよ。

自分がそうだから言えるのかも知れないけれど、サラリーマンなんて案外替えがきくと思うのですが…自分が意識低いのか、恵まれてるだけですかね。
そしてこれはいるかも、なアホ旦那w
そしてそして話が飛び過ぎな第一回家族会議。

言いたいことは判るし、ドラマとして判りやすく大袈裟にしているのだろうと思うけれど、ことごとく誇張され過ぎていてちょっと白々しさを感じてしまったし、なんだか家族留学のPR映画にも思えてしまった。

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Bacchus
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