【第93回アカデミー賞】「ソウルフル・ワールド」が長編アニメーション賞を獲得
2021年4月26日 10:26
第93回アカデミー賞の授賞式が4月25日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催され、ピクサー・アニメーション・スタジオの「ソウルフル・ワールド」が長編アニメーション賞を獲得した。
「インサイド・ヘッド」「カールおじさんの空飛ぶ家」を手がけ、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務めるピート・ドクター監督が、人間が生まれる前の“ソウル(魂)”たちの世界を描いたファンタジーアドベンチャー。ジャズミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、憧れのジャズクラブで演奏するチャンスを手にする。しかし、その直後に運悪くマンホールに落下し、ソウルたちの世界へ。元の世界に戻りたいジョーは、生きる目的を見つけられない“22番”と呼ばれるソウルと出会う。
本作は、第78回ゴールデングローブ賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、第74回英国アカデミー(BAFTA)賞などで受賞を重ね、第48回アニー賞で作品賞を含む最多7冠を獲得。そして第93回アカデミー賞でオスカーの栄光に輝き、有終の美を飾った。ディズニー作品としては、第92回の受賞作「トイ・ストーリー4」(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ)に続き、2年連続の栄誉となった。