鋭利なねじ回しまで…異物を飲みこむ女性を描いた、“閲覧注意”の「Swallow」予告編

2020年11月27日 17:00


異物を飲み、満足感を得る女性を演じたヘイリー・ベネット
異物を飲み、満足感を得る女性を演じたヘイリー・ベネット

異物を飲みこむことで満足感を得る女性を描いた、ヘイリー・ベネット主演作「Swallow スワロウ」の予告編と新場面写真がお披露目された。ガラス玉に始まり、画びょう、果ては鋭利なねじ回しまでを飲みこもうとするショッキングな姿が映し出された、“閲覧注意”の映像に仕上がっている。

カーロ・ミラベラ=デイビス監督が、強迫性障害により手洗いを繰り返すようになった自身の祖母からヒントを得たという物語。結婚、妊娠、夫や義父母からの重圧により孤独を深めていく主人公・ハンター(ベネット)が、異物を飲みこむことで、自分を取り戻していくさまを描いた。

予告編は、ハンターの夫の昇進を祝う華々しいパーティでスタート。完璧な夫、ニューヨーク郊外の美しい邸宅……裕福で何不自由ない生活を送っているはずのハンターの、夫や義父母から蔑ろにされ、どこか浮かない表情が切り取られている。

やがて妊娠が発覚するも、「私は本当に幸せなのか」と深く苦悩するハンター。そして孤独を募らせ、衝動のままにガラス玉を口元へと運び、次の瞬間、飲み下してしまう――。異物を飲むことの虜になってしまったハンターが、「いい気持ち。冷たい金属の感触が特に好き」と呟く、静かな狂気に満ちた映像に仕上がった。

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ベネット(「ガール・オン・ザ・トレイン」「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」)は、本作での熱演が評価され、2019年のトライベッカ映画祭で主演女優賞を獲得。カナダのファンタジア国際映画祭(監督賞、脚本賞受賞)、スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(国際批評家賞、最優秀演技賞)など、世界の名だたる映画祭で多数の賞を受賞した。

Swallow スワロウ」は、21年1月1日から新宿バルト9ほか全国公開。R15+。

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