終戦記念日に振り返る“ミッドウェイ海戦” R・エメリッヒ監督新作の特別映像
2020年8月15日 06:00
[映画.com ニュース]「インデペンデンス・デイ」シリーズのローランド・エメリッヒ監督が構想20年をかけて完成させたスペクタクル超大作「ミッドウェイ」の特別映像が披露された。終戦記念日の今日にあわせ、1942年のミッドウェイ海戦を追憶する内容になっている。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。本作では、日米両軍に敬意を捧げて史実を再現し、ウッディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら実力派が結集した。
特別映像は、アメリカでミッドウェイ海戦を体験した最後の2人とされている、退役軍人のチャールズ・モンロー氏とアービン・ウェント氏のインタビューが収められ、共に戦った仲間を偲びながら、戦争の悲惨さを伝えている。そのほか、当時の貴重な記録映像とニュース映像や、急降下して戦艦を攻撃するシーンなどの本編映像も収められている。
「ミッドウェイ」は、9月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。