透明人間になった少女描く「インビジブル・シングス」 7月10日公開、予告編&ポスター披露

2020年6月30日 12:00


「温かいものを触ると、透明人間になる」驚きの設定
「温かいものを触ると、透明人間になる」驚きの設定

[映画.com ニュース] 透明人間になる能力を手にした少女を描く、ドイツ発のSFアクション「Invisible Sue(原題)」が、「インビジブル・シングス 未知なる能力」の邦題で、7月10日から公開されることが決定した。あわせて予告編、ポスタービジュアル、場面写真12点が一挙にお披露目。映像には「温かいものを触ると、透明人間になる」という不思議な能力が切り取られている。

1897年、H・G・ウェルズが小説の中で生み出した“透明人間”は、ポール・バーホーベン監督の「インビジブル(2000)」など、これまでも様々な映画の中で描かれてきた。ブラムハウス・プロダクションズが手掛けた、エリザベス・モス主演の「透明人間」も公開を控えており、再び映画界で注目を集めているトピックだ。時を同じくして共通するテーマで描く本作では、透明人間になった少女と世界征服を図る悪の組織との戦いが描かれ、ドイツ映画批評家協会賞の最優秀子供映画賞にノミネートされた。

ヒーローコミックが好きな12歳のスーは、学校に友人がおらずひとりぼっちの女の子。音楽家の父は出張が多く、母は化学研究に没頭し、自分のことを相手にしてくれない。ある日、母の誕生日をサプライズで祝おうと研究所に勝手に入りこんだスーは、母が開発した化学物質・NT26Dを全身に浴びてしまい、透明になる特殊能力を手にしてしまう。やがて、化学物質を狙う謎の組織が母を誘拐し、スーは吃音症のイケメン転校生・トビと、メカオタクの“アプリ”ことカヤと仲良くなり、真相を探ることに。人工知能アルフレッドの力も借り、スーに触れることで全員が透明人間となった仲間たちは、遂に組織との対決に挑む。

予告編には、スーが透明人間になるスタイリッシュな描写を交えながら、「我らファンタスティック・スリーだ!」と叫び結託するトビ&カヤたちとの友情が切り取られている。ポスタービジュアルには、戦いに向かうかのような3人の姿が活写され、特殊能力を生かした最終決戦への期待が高まる。

インビジブル・シングス 未知なる能力」は、7月10日からイオンシネマほか全国公開。

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