「マッドマックス 怒りのデス・ロード」スピンオフのフュリオサ役候補に「キリング・イヴ」女優
2020年5月20日 19:00
[映画.com ニュース]「マッドマックス 怒りのデス・ロード」スピンオフ映画のヒロイン候補に、「キリング・イヴ Killing Eve」のジョディ・カマーの名前が挙がっていると、米The Playlistが報じている。
同作は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でシャーリーズ・セロンが演じた女戦士フュリオサの若き日を描くスピンオフ映画。先日、米ニューヨーク・タイムズ紙の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」特集において、ジョージ・ミラー監督はスピンオフ映画が準備中であることを明かした。だが、若き日のフュリオサ役は、シャーリーズ・セロン以外の女優でいくと告白。その理由を、「長い間、シャーリーズをCGで若返らせることを考えてきましたが、まだその段階に達しているとは思いません」「『アイリッシュマン』は果敢に試みましたが、まだ『不気味の谷現象』がみられます。この問題は解決寸前で、とくに日本のテレビゲーム開発者には期待できますが、まだ時間がかかりそうです」と説明した。
そんななか、「キリング・イヴ Killing Eve」の殺人鬼ヴィラネル役でブレイクしたジョディ・カマーが若き日のフュリオサ役の候補にあがっているという。カマーは、ライアン・レイノルズ主演の「フリーガイ」や、マット・デイモン、ベン・アフレック、アダム・ドライバーが共演した注目作「The Last Duel(原題)」(リドリー・スコット監督)といった作品に出演している注目株だ。
ただし、「スプリット」「ウィッチ」のアニヤ・テーラー=ジョイも候補といわれていることから、まだ確定ではないようだ。
なお、ジョージ・ミラー監督は、イドリス・エルバ、ティルダ・スウィントン共演のファンタジーロマンス「Three Thousands Years of Longing(原題)」に先に着手することになっている。