ダリオ・アルジェント監督新作にダフト・パンクが参加か

Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic

［映画.com ニュース］　「サスペリア（1977）」などで知られるホラー映画界の巨匠ダリオ・アルジェント監督が、「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」以来8年ぶりの最新作「Occhiali Neri（原題）」の音楽にフランスのデュオ、ダフト・パンクを起用する可能性があるとイタリアの複数の媒体で語っている。

アルジェント監督はLa Repubblicaでのインタビューで、ダフト・パンクがアルジェント監督のファンで、一緒に仕事がしたいと連絡があった旨を明かした。しかし、後日RaiRadio1で、ダフト・パンクとの仕事はまだ動いておらず、「受け入れるかどうかはレコード会社が決めることだ」「私はダフト・パンクとだけ話をして、彼らは折り返し電話をかけてきた。彼らは否定していません」と現状を述べた。現時点でははっきりしていないが、アルジェントはダフト・パンクに参加してもらいたいと思っていることは明確にしている。

アルジェント監督の新作映画は、娘で女優のアーシア・アルジェントが主演、ローマを舞台に、中国人の女性と子どもが逃避行を繰り広げる物語。コロナウイルスの影響で撮影が延期されているが、監督は9月の開始を希望しているそうだ。

2013年に発表したアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」が、第56回グラミー賞で主要5部門を制覇したダフト・パンクは、これまでギャスパー・ノエ監督の作品や「トロン：レガシー」「インターステラ5555」に楽曲を提供している。