中井貴一、主演作「嘘八百」が「イマイチだったら、記憶にございません!で」

2020年1月20日 20:15


主演の中井貴一はまだ未鑑賞!?
主演の中井貴一はまだ未鑑賞!?

[映画.com ニュース] 中井貴一佐々木蔵之介がダブル主演する「嘘八百 京町ロワイヤル」の完成披露試写会が1月20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、中井、佐々木、広末涼子友近森川葵山田裕貴竜雷太加藤雅也の出演者が勢ぞろいした。

本作は、幻のお宝をめぐり古物商(中井)と陶芸家(佐々木)がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディのシリーズ第2作。広末が着物美人のマドンナ、加藤がライバルとなる有名古美術店のやり手主人、竜が大御所鑑定家、山田が陶芸王子と言われる人気陶芸家を演じた。

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中井は「まさかの2作目。前作は16日間で撮った。ものすごく寒くて、苦しい思いしかしなかった。しかし、皆さんが見てくれたおかげで続編となった。今回はまた苦しい思いをするのかと思いながら撮影し、やっぱり苦しい思いをしました。でも、こうして皆さんの前に立ててよかった」。佐々木も「まさかの続編ですが、続編はそうあるものではない。『前より豪華にしますよ』と言われ、撮影が4日増えた。喜劇で面白いですけども、僕たちはギリギリの緊張感でした」と振り返った。

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マドンナ役の広末は「見た目から入ろうと思って、髪を伸ばしました。茶道もタバコを吸う役も人生初。茶道経験のある母に連絡をして、『短期間で完璧に作動マスターしたいんだけど、どうしたらいい』って聞いたら、『その考え方から間違っています』と言われました」と笑う。佐々木の妻役、友近は「今回は広末涼子ちゃんが恋敵。いなりずしを(広末の)顔にぶちまけるというシーンがあったが、結果的にあまり飛ばなかった。終わってから『待っていたのに』と言われて、結構、変態なんだなと思いました」。陶芸王子役の山田は「高校時代のあだ名がプリンスだったんです」と告白。中井の娘役の森川は「パート1の時は中井貴一さんの娘役ですと堂々と言えなかった。2年間もやっているので、これからは堂々と言いたい」と話した。

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加藤が「プロデューサーからは『寅さんのように毎年のように作りたい』と言われた」というと、主演のふたりは「知らなかった」とビックリ。佐々木は「前回のことは忘れてください。1作目がなくても、これだけで十分楽しめる映画になっています」と言い、中井は「うまくいったら、続くかもしれません。僕は実はまだ見ていないんです。皆さんの方が先にご覧になるわけです。それが、どういう責任を負うかは分かっていただけますね。なるべく良いことを伝えてくれっていうことです。いまいちだったら、見たこと忘れてください。『記憶にございません!』と言っていだだければ、結構です。すべては皆様にかかっています」と自身の大ヒット主演作にひっかけて、アピールしていた。

嘘八百 京町ロワイヤル」は1月31日から全国で公開。

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