ルカ・グァダニーノ、HBOのミニシリーズ「We Are Who We Are」を監督
2019年3月1日 14:00
[映画.com ニュース]「サスペリア」「君の名前で僕を呼んで」のイタリア人監督ルカ・グァダニーノが、米HBOのミニシリーズ「We Are Who We Are(原題)」を手がけると、英オブザーバー紙が報じた。
8話構成の本作は、イタリアの陸軍基地を舞台に、14歳の少年少女フレイザーとケイトリンのひと夏の成長を描く物語だという。大佐になった母とそのパートナーとともにニューヨークから転居してきたフレイザーは、基地に住むほかの子どもたちと交流しながらそのうちの1人、ケイトリンと特に親しくなるが、自身のアイデンティティを模索している彼は、故郷にいる親友マークへ思いを寄せており、さらに年上の兵士ジェイソンに特別な感情を抱き始める、という設定のようだ。
グァダニーノがフランチェスカ・マニエーリ、パオロ・ジョルダーノと共同で脚本を執筆し、第2話までと最終話の監督を務める。キャストはまだ明らかになっていないが、5月下旬には撮影スタートが予定されている。
グァダニーノは本作のほかに、ボブ・ディランのアルバム「血の轍」を長編映画化する新作を抱えており、こちらはリチャード・ラグラベネーズ(「フィッシャー・キング」「マディソン郡の橋」)が脚本を執筆している。