「アベンジャーズ」CGディレクターによるSFループスリラー、2月公開
2019年1月28日 18:00
[映画.com ニュース] 「アントマン」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のCGディレクターとして知られるエリ・サジックがメガホンをとったSFループスリラー「グラビティ 繰り返される宇宙」が、2月1日から公開されることがわかった。宇宙空間でタイムループに陥ってしまった男が、愛する人を守るべく奔走する姿を描く。あわせて、予告編もお披露目された。
「バタフライ・エフェクト」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続く、タイムループをテーマにした本作。配信動画界のアカデミー賞と呼ばれる「ストリーミーアワード2018」で、撮影賞へのノミネートを果たしている。
元刑事のコールは、恋人を乗せたまま宇宙のデッドゾーンで消息を絶った宇宙船アトロパ号を追跡していた。予定より早く船を発見し乗りこむが、やがて不明船と衝突し航行不能に。乗組員たちは、衝突船が過去のアトロパ号であることを突き止め、船中に自らの死体を発見する。コールはタイムループから抜け出し、未来のアトロパ号からの衝突を避けるため、ある重大な決断を下す。
予告編の冒頭には、現在と過去のアトロパ号が衝突する様子を活写。衝突船よりもさらに過去のアトロパ号と脱出ポッドが無数に漂い、惑星の重力に囚われて輪を作っている光景を目の当たりにし、乗組員が衝撃を受けるひと幕も。圧倒的な映像美とともに、ループする破滅の未来から逃れるため、乗組員が数々のミッションに挑む姿がスリリングに映し出されている。
ポスターには、緻密な構造を備えた美しい宇宙船のカットとともに、「遭難、衝突、死亡を繰り返す乗組員たち。」という衝撃のコピーが添えられている。「グラビティ 繰り返される宇宙」は、2月1日から東京・ヒューマントラスト渋谷の特集上映「未体験ゾーンの映画たち2019」ほか、全国で公開。