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◆2019/1/16更新
野村萬斎、初のサラリーマン役に「やっと回ってきたか」 香川照之への感謝も明かす
重厚な作品を紡いだ野村萬斎、 香川照之、及川光博ら
  人気作家・池井戸潤氏の企業犯罪小説を映画化した「七つの会議」の完成報告会見が1月16日、都内で行われ、主演の野村萬斎をはじめ共演の香川照之及川光博音尾琢真藤森慎吾朝倉あき吉田羊世良公則鹿賀丈史北大路欣也、メガホンをとった福澤克雄監督が出席した。

  "ぐうたら社員"と揶揄される主人公・八角に扮した萬斎は、サラリーマン役に初挑戦。「サラリーマン役がやっと回ってきたか、という純粋な喜び」があったというが、「それもつかの間。『なんだ、ぐうたら役か』」と苦笑いを浮かべる。それでも「読み進めていくうちに、大きな真相がわかっていく。サスペンスは、やはりやりがいがあるなと思った」と明かし、「それぞれの正義を登場人物全員が抱きながら、激しく生きている。総当たり戦でもあり、そのスリリングさが演じていて、こんなに楽しいことはないなと思った。理屈はともかく、役者の演技合戦を、格闘技ファンでもご満足いただけると思います」と自信。マイクを向けられた香川も、「格闘技ファンを代表して……、満足しました」と断言していた。

  さらに萬斎は、役づくりについては「僕自身ぐうたらなので、そういう意味では役づくりは入りやすかった」といい、「僕は福澤組が初めて。みなさんは経験者で、香川さんには、身を切って演じるというお手本を示してもらえた」と感謝を示す。続けて猛烈な圧をかける部長・北川役の香川が、映画冒頭の会議シーンについて「スタミナの8割をこのシーンに使おうと臨みました。監督はスピードが好きなので、とにかくセリフがかぶるように『こういうテンポでいく』と心がけていた。(すさまじいスピードのため)『何言っているかわからないけど、なんかケンカしているな』とわかればいい。5ページくらいの台本が3ページくらいになっていた」と述べれば、北川に詰められる部下・原島役の及川は「僕のセリフがあと2行残っているのに、香川さんは言わせてくれない。食い気味どころじゃない。食べられちゃった」と笑っていた。

  また「キャスト陣のなかで、会社員に向いてそうな人は?」という質問を受けた福澤監督は、「及川さんは絶対に失敗する。自由すぎて。音尾さんもついていけなさそう」と即答。笑いが起きるなか、香川も「まず、(及川は)電車乗れないからね」と茶々を入れ、及川は「ちょっと待って! 確かに切符の買い方、わからないですけど……」とうなだれていた。

  「七つの会議」は、「結果が全て」という考え方が続く中堅メーカー・東京建電で起きた"パワハラ騒動"をきっかけに、会社員たちの人生が揺らいでいくさまを描き出す。2月1日から全国で公開。

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