仮面ライダービルド・犬飼貴丈、3000人の敵意に恐怖? 松井玲奈はレギュラー出演熱望
2018年8月4日 14:45
[映画.com ニュース] 平成仮面ライダーシリーズ第19作を映画化した「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」が8月4日、全国323館で公開初日を迎え、出演した犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、前川泰之、劇場版ゲストの松井玲奈が東京・丸の内TOEIでの舞台挨拶に出席した。
2017年9月から放送が始まった「仮面ライダービルド」の劇場版。テレビ版は8月26日に最終回を迎えるが、桐生戦兎/仮面ライダービルド役の犬飼は「ビルドのテレビシリーズの集大成となる夏映画。自信をもってこの夏一番の映画だと言えます! ビルド最高!」と高らかに声を上げる。万丈龍我/仮面ライダークローズ役の赤楚も、「キャスト、スタッフ、エキストラの皆さんの血と汗の結晶です」と胸を張った。
撮影は福岡・北九州で行われ、エキストラ約3000人が参加した大規模ロケが敢行された。犬飼は、エキストラに囲まれた該当シーンを「ものすごい迫力」と振り返り、「(撮影とはいえ)3000人もの方々に間近で敵意を向けられる瞬間は、生きているうえでなかなかない。体験できた喜びと、恐怖を同時に感じました」と苦笑い。それでも「みなさんの“仮面ライダー愛”を感じ、撮影のモチベーションになりました」と充実の様子だった。
また、悪役となる才賀涼香を演じた松井。「悪役は初めて。『悪い奴らだけどかっこよくて、どこか好きと思える悪役を目指そう』という話をしていました」と明かし、「楽しかったです。これから先は悪女ができるようになりたいと思いました」と晴れやかな表情を見せる。続けて「(仮面ライダーには)今度はレギュラーで出たい!」と意欲をみなぎらせ、作品関係者が座っていると思しきエリアに目を向け「ガジェットを開発する博士みたいなポジションで、1話の中で5分くらい出られればいいな。よろしくお願いします!」とおねだりしていた。
さらに、サブタイトルの「Be The One」にちなみ、登壇陣に「ナンバーワンを目指したいことは?」との質問が。猿渡一海/仮面ライダーグリス役の武田は、「仮面ライダーシリーズへの出演は2回目。ベルトを巻いた本数や、変身したキャラクターでは平成仮面ライダーで一番多いと思う。ナンバーワン記録をさらに伸ばしたい。ナンバーワン・仮面ライダー・アイドル俳優を目指したい!」とぶち上げ、観客の拍手を浴びていた。
なお「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」は、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」と2本立てで上映。