変態アニメーションとは!? 一度見たら忘れられない奇妙な短編アニメ上映ツアー開催

2017年12月13日 20:00


「世界の変態、日本襲来」のコピーが 目を引くチラシ
「世界の変態、日本襲来」のコピーが 目を引くチラシ

[映画.com ニュース]一度見たら忘れられない奇妙で笑える短編アニメーションを、MCのツッコミとともに楽しむ人気企画「変態アニメーションナイト」(通称:「変態ナイト」)初の全国ツアー「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」が、12月16日の札幌会場を皮切りに開催される。

世界から集めたユニークなアニメーションの紹介、作家によるライブパフォーマンス、専門家の解説とトークなど行うイベントで、今回のツアーでは札幌・東京・京都・福岡をめぐる。インパクトのあるイベント名は、「変態」=“アブノーマルな”という意味のほか、メタモルフォーゼ=”変身”“変容”という、アニメーションの本質とも言える、あるものが別のものに絶え間なく変容していく動きを指す多義性のある言葉であることから、本イベントにふさわしい、という理由で名付けられた。

「変態アニメナイトをなかのゼロで? それはトチ狂ったね」(いとうせいこう氏)、「いやー、おそるべし変態アニメーションの世界。ボクらの周りの『良い子』のためのアニメーションの外側にこんなにもたくさんの『良い子』のためとは言い切れないwグショグショな世界が広がってるとは! それは生命に満ちた原始の海、猛々しいカオスの渦、そして荒ぶるアニマの巣窟! 油断してると飲み込まれるよ」(しりあがり寿氏)と各界で活躍中のクリエイターにも注目されているイベントだ。

今回は、2017年の日本アニメーション誕生100周年を記念し、過去の「変態ナイト」で人気となった3名の作家、ピーター・ミラード(イギリス)、エイミー・ロックハート(カナダ)、ホン・ハクスン(韓国)が来日。日本代表として、動画「ゴキブリ体操」が、SNSで話題を集めた冠木佐和子も出演する(※ホン・ハクスンは東京・福岡のみ、冠木佐和子は東京のみ)。アニメーション作家の水江未来と、本イベントのプログラム選定を担当する土居伸彰がMCを務める。

「変態アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」は、札幌・プラザ2・5で12月16日、京都・龍谷大学響都ホール校友会館で19日、東京・なかのZERO大ホールで22日、福岡市総合図書館映像ホール・シネラで23日に開催。チケットは、イープラスで発売中。プログラムの内容や作家を紹介する予告編が(https://www.youtube.com/watch?v=5ayV9nGcFis)で公開されている。

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