本田望結&紗来姉妹が現代アートを体験「どこにいるかわからなくて楽しい」と大はしゃぎ
2017年11月16日 19:03
[映画.com ニュース]東京・六本木の森美術館で、11月18日から開催される展覧会「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」展の報道向け内覧会が11月16日あり、女優でフィギュアスケーターの本田望結、紗来姉妹が作品を鑑賞し、トークを行った。
レアンドロ・エルリッヒ氏は、国際的に活躍するアルゼンチン出身の現代アーティスト。石川・金沢21世紀美術館に恒久設置されている「スイミング・プール」をはじめ、大型のインスタレーションから映像まで、視覚的な錯覚を用い、見るという行為の習慣、既成概念や常識などを打ち破る作風で知られている。同展は、エルリッヒ氏の四半世紀にわたる活動の全容を紹介する、世界でも過去最大規模の個展で、初期の作品から新作まで40点を超える作品を展示。8割は日本初公開作で、すべて撮影可能。
《建物》《試着室》など、鑑賞者参加型の作品を体験した姉妹は、撮影したスライドを見ながら大はしゃぎ。「たくさんの仕掛けがあって、100枚くらい写真を撮ってしまいました。この美術館にいると、自分がどこにいるかわからなくなって、本当に楽しかった」(望結)、「時間があっという間に過ぎてしまう。もう1回来たい」(紗来)と感想を述べていた。
森美術館の南條史生館長は「かつて西洋では魔術と科学と錬金術が一緒だと考えられており、アーティストの中には魔術的魅力を持った人もいる。エルリッヒ氏の作品はそんな不可思議な体験、非日常の体験をもたらしてくれるのが醍醐味。現代美術の魅力を広く捉えられる展覧会です」と見どころを解説した。
「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」は、2017年11月18日から2018年4月1日まで開催。