S・コッポラ監督×N・キッドマン、情欲と嫉妬が渦巻くスリラー18年2月公開
2017年11月1日 12:00
[映画.com ニュース] ソフィア・コッポラ監督、ニコール・キッドマン主演のスリラー「ザ・ビガイルド(原題)」が、「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」の邦題で、2018年2月23日に公開されることが決定した。
映画は、作家トーマス・カリナンによって1966年に発表された「The Beguiled」を原作に、視点を男性側から女性側に変えて描いた物語。コッポラ監督は今作で初めてスリラーに挑戦し、第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門監督賞を受賞。女性監督の同賞受賞は、「戦場(1961)」のユーリア・ソーンツェワ監督以来56年ぶり2人目の快挙となった。
アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす7人の美女たちは、負傷した北部の敵兵に遭遇し、屋敷へと運び手当をする。紳士的で美しい負傷兵に誰もが心を奪われていき、7人は次第に情欲と嫉妬に支配されていく。秩序を守る女学院の園長役をキッドマン、小悪魔な生徒役をエル・ファニング、純粋な教師役をキルステン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じている。
「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」は、2018年2月23日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開。