「死霊館 エンフィールド事件」のスピンオフ製作へ
2016年6月20日 12:00
[映画.com ニュース] 米ニューライン・シネマが、ホラー映画「死霊館 エンフィールド事件」のスピンオフ映画を製作準備していることがわかった。
ジェームズ・ワン監督「死霊館」(2013)の続編「死霊館 エンフィールド事件」は、6月10日に全米ほか世界各国で封切られNo.1スタートを切った。「死霊館」は実在の心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が追った事件を描くシリーズで、ベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンが主演。続編は1977年、英ロンドン近郊のエンフィールドで史上最長期間続いたポルターガイスト現象「エンフィールド事件」を題材に、悪霊に取り憑かれたシングルマザー一家とウォーレン夫妻が目撃した怪奇現象を描いている。
米ハリウッド・レポーターによれば、スピンオフ「The Nun(原題)」は、続編に登場した恐ろしい修道女に焦点を当てるようだ。この修道女は、当初の続編の脚本には存在しておらず、ワン監督のひらめきによって公開3カ月前に追加撮影されたキャラクターだという。スピンオフは、続編で共同脚本を務めたデビッド・レスリー・ジョンソンが再び執筆し、前作・続編でメガホンをとったワンはプロデュースにまわる。監督、キャストはまだ決定していない。
ちなみに前作「死霊館」もスピンオフが製作されており、邪悪な人形アナベルの秘話を描いた「アナベル 死霊館の人形」(ジョン・R・レオネッティ監督、ワン製作)が14年に公開された。ニューラインは「アナベル」シリーズの続編も準備しており、17年に公開予定だ。
「死霊館 エンフィールド事件」は、7月9日日本公開。