スピルバーグ「アメリカの良心」と呼ばれたニュースキャスターの伝記映画を製作

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［映画.com ニュース］　スティーブン・スピルバーグが、往年のニュースキャスター、ウォルター・クロンカイトさんを題材にした伝記映画を準備中であると、エンタテインメント・ウィークリー誌が報じている。

クロンカイトさんは、米CBSの看板ニュース番組「CBSイブニングニュース」のニュースキャスターを長年にわたり務め、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件やベトナム戦争、アポロ11号の月面着陸など歴史的な出来事を報じ、「アメリカの良心」と呼ばれた。1981年に引退し、2009年に92歳で死去している。

タイトル未定の同作では、クロンカイトさんの報道スタンスがベトナム戦争に対するアメリカの世論に影響を与えたさまが描かれる予定。「ブリッジ・オブ・スパイ」のマット・シャルマンが脚本を執筆、スピルバーグとマーク・プラットがプロデューサーを務める。

製作は、アンブリン・パートナーズ。なお、スピルバーグ監督の最新作は、ロアルド・ダールの児童小説の実写映画化「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」で、9月17日に封切られる。