シャイア・ラブーフが悪童マッケンローに 貴公子ボルグとの宿命の対決を映画化
2016年5月30日 12:00
[映画.com ニュース] ビョルン・ボルグとジョン・マッケンローという、テニス史を代表する宿命のライバル関係を描く新作映画「Borg/McEnroe(原題)」で、米俳優シャイア・ラブーフがマッケンローを演じることがわかった。
ニューヨーク出身の激しやすい悪童マッケンローと、北欧スウェーデン出身の冷静沈着な貴公子ボルグは1970~80年代、テニス界のトップの座を競った存在。プレイスタイルもキャラクターも対照的な、絵に描いたようなライバル関係に、メディアやファンも熱狂した。特に80年と翌81年のウィンブルドン決勝での対戦は、スポーツ史に残る名勝負と言われている。
映画界のバッドボーイ、ラブーフ扮するマッケンローに対して、ボルグを演じるのはスウェーデン俳優スベリル・グドナソン(「ストックホルムでワルツを」)。また、ステラン・スカルスガルドがボルグのコーチ役で出演する。
米ハリウッド・レポーターによれば、デンマーク監督ヤヌス・メッツがメガホンをとり、今秋からスウェーデン、ロンドン、モナコ、ニューヨークでの撮影が予定されている。