オスカー受賞の傑作ドキュメンタリー「皇帝ペンギン」続編製作へ

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」（2005）の続編が製作されることがわかった。

「皇帝ペンギン」は、マイナス40度の南極大陸に棲息する皇帝ペンギンの生態を情感豊かに描いた傑作ドキュメンタリー。監督のリュック・ジャケは動物行動学の研究者で、3人の仲間たちとともに南極で8880時間に渡る撮影を敢行。子供のためにエサを求めて100キロ以上移動する母親ペンギン、ブリザードの中を120日間も絶食しながら卵を暖める父親ペンギンなどを撮影した。

米バラエティによれば、ジャケが再び監督を務める続編「March Of The Penguins 2: The Call（英題）」の撮影は、すでに昨冬南極で行われているという。

なお、アカデミー賞を受賞したのはモーガン・フリーマンがナレーションをつけたアメリカ公開版で、日本ではペンギンの声をシャルル・ベルリングやロマーヌ・ボーランジェらが担当したオリジナルのフランス版が公開されている。