「皇帝ペンギン」、アカデミー賞に出品されない?

2005年9月27日 12:00


フランス代表の座を奪われた
フランス代表の座を奪われた

アメリカでロングランヒットを続けているフランス映画「皇帝ペンギン」が、来年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされないことが明らかになった。アカデミー賞外国語映画賞のノミネートは、世界各国から1本ずつ出品された作品群から選考されることになっているが、フランスは世界中でヒットを飛ばしている「皇帝ペンギン」ではなく、カンヌ映画祭のでプレミア上映された「Joyeux Noel」をフランス代表作として出品した。この決定について、「皇帝ペンギン」の共同プロデューサーは、「フランス映画界における政治的駆け引きの滑稽さを露呈している」とコメント。「『Joyeux Noel』など、カンヌ映画の連中しか観ていないというのに」と批判した。

ちなみに、「皇帝ペンギン」を全米配給したアメリカのワーナー・インディペンデント・ピクチャーズは、同作をドキュメンタリー部門に出品する予定だという。ちなみに、これまで「皇帝ペンギン」はアメリカで7110万ドル(約80億円)を稼いでいる。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース