黒木華が連ドラ初主演！「重版出来！」でオダギリジョー＆坂口健太郎と大奮闘

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［映画.com ニュース］　若手実力派女優の黒木華が、TBSで4月にスタートする「重版出来！」で連続ドラマ初主演を果たすことが発表された。共演には、オダギリジョー、坂口健太郎をはじめ、松重豊、安田顕、荒川良々ら個性あふれる豪華キャストが結集する。

原作は、「月刊！スピリッツ」（小学館）で連載中の松田奈緒子氏の同名コミックで、日本経済新聞が選ぶ「仕事マンガランキング」で2014年の第1位を獲得した人気作。コミック雑誌編集部を舞台に、新米編集者が編集部員や漫画家だけでなく、営業担当や書店スタッフたちをも巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く群像劇だ。ドラマ版では「仕事する女性って、カッコいい。生きるって、素晴らしい」をテーマに、まっすぐな主人公が人間力と持ち前の勘で周囲の人々を動かしていく骨太な物語を描き出す。

「小さいおうち」でベルリン国際映画祭の銀獅子賞（最優秀女優賞）に輝いた実力派で、現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」でも主人公の初恋の相手役を好演している黒木が演じるのは、柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公・黒沢心。新卒で大手出版社・興都館に入社し、週刊コミック誌「バイブス」編集部に配属されるという設定だ。黒木は原作を読み、「登場人物たち皆が魅力的で、それぞれの仕事に対する姿勢や人間同士のドラマに心打たれ、感動しました」と語り、「こんなに魅力的なキャストの皆さんとできるなんてすごく幸せに思います。原作の心ちゃんに負けないよう、胆大心小、頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

オダギリが黒沢を指導するクールで頼れる先輩・五百旗頭敬役、人気モデルで俳優としても進境著しい坂口がコミック営業部担当の小泉純役を演じ、松重が週刊バイブス編集長・和田靖樹、安田＆荒川が同誌の編集部員に扮する。そのほか、興都館の清掃員（?）久慈勝役で高田純次、漫画家役で小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、漫画家のアシスタント役でムロツヨシが名を連ねる。

「重版出来！」は、TBSの火曜ドラマ枠（午後10時～）で4月から放送スタート。