黒木華、ウエディングドレス姿を初披露！

(c)2015池辺葵／講談社 (c)「繕い裁つ人」製作委員会

［映画.com ニュース］　女優の黒木華が、中谷美紀の主演映画「繕い裁つ人」でウエディングドレス姿を初披露していることがわかった。映画「小さいおうち」の山田洋次監督に「かっぽう着が一番似合う女優」と称された黒木は、「初めてのウエディングドレス経験を、伊藤佐智子さんのオートクチュールの繊細で素敵なドレスで出来て、とても幸せでした」とコメントを寄せた。

「小さいおうち」でベルリン国際映画祭銀熊賞（最優秀女優賞）を受賞し、NHK連続テレビ小説「花子とアン」での好演も記憶に新しい黒木が着用したのは、一輪の花をイメージしてデザインされたドレス。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」をはじめ、数多くの舞台や映画の衣装デザイナーとして活躍し、本作でも衣装を担当する伊藤氏が手がけたもので、裾の部分が淡いピンク色になっており、襟にはアンティークのレースが用いられている。

町の仕立て屋と常連客たちとの織りなす日々を描いた池谷葵の同名人気コミックを、「ぶどうのなみだ」「しあわせのパン」の三島有紀子監督のメガホンで実写映画化。黒木は、祖母の洋裁店を引き継いだ市江（中谷）にオリジナルブランドを立ち上げる話を持ちかける藤井（三浦貴大）の妹役を演じており、劇中では市江が初めて手がけたオリジナルのウエディングドレスに身を包むという設定になっている。

主演の中谷、黒木のほか、今年は本作を含め6タイトルの出演映画が公開される三浦、日経トレンディの「2015年の顔」に選ばれた、17歳の注目株・杉咲花らが共演。そのほか、片桐はいり、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子ら豪華キャスト陣が名を連ねる。

「繕い裁つ人」は、1月31日から東京・新宿ピカデリー､ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。