熊切あさ美、破局騒動中に撮影した初主演映画を振り返る「あのころは波があった」
2016年1月23日 23:10
[映画.com ニュース] 熊切あさ美が主演した恋愛映画「再会 禁じられた大人の恋」が1月23日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られ、熊切をはじめ出演の茜ゆりか、メガホンをとった成田裕介監督が舞台挨拶に立った。
物語は平凡な結婚生活を送っていた主婦・由美子(熊切)が、かつての恋人との不倫に溺れていく姿を描く。映画初主演を飾った熊切は、公開にあたり「ずっと演技の方がやりたかったんです!」と大喜びで、「成田監督にアドバイスをしていただき、(相手役の)大口兼悟さんや、本宮泰風さんと台本合わせをしながら、演じさせていただきました」と奮闘した日々を明かした。
昨年は歌舞伎俳優・片岡愛之助との破局騒動などで話題をさらった熊切。「言っちゃいけないこと、俺はバリバリ言うからね」と宣言した成田監督は、「キムタクだ、ベッキーだと、年が明けてからにぎやかになっているご時世。去年の主役は熊切でした。おまけに今作の脚本は“片岡さん”」と大胆に切り込む。撮影時は騒動の渦中だったそうで、成田監督が「熊切という名字は珍しいし、騒動の渦中だったから、現場では『熊切さん』と呼ぶのはやめて、『あさ美ちゃん』と呼ぼうと(配慮した)。今、こうしてニコニコしてしゃべってくれているので、おじさんとしては嬉しいです」とほほ笑むと、熊切は苦笑しながら「初めて知りました、ありがとうございました! あのころは(感情に)波があって、申し訳ないです」と頭を下げていた。