おかずクラブ、デル・トロ監督作「クリムゾン・ピーク」美人姉妹を完コピ！

［映画.com ニュース］　「パンズ・ラビリンス」（2006）、「パシフィック・リム」（13）のギレルモ・デル・トロ監督によるゴシックミステリー「クリムゾン・ピーク」の上映イベントが1月5日、東京・TOHOシネマズ渋谷で行われ、お笑いコンビ「おかずクラブ」のオカリナとゆいPが登壇した。

ヒロインのイーディス（ミア・ワシコウスカ）と義姉ルシール（ジェシカ・チャステイン）になりきったゆいPとオカリナは、劇中のダンスシーンを真似て踊るなど、ドレス姿にご機嫌の様子。「何も情報を入れずに見たのですが、結構怖かった。来るぞ来るぞと思ったら本当に来る」（ゆいP）、「幽霊だけはダメ。形のないものとは戦えない」（オカリナ）とデル・トロ監督ならではの恐怖演出に驚かされたと明かしながらも、「ストーリーに引き込まれる。映像がきれいですし、衣装も女の子は憧れるはず。怖いけど見ちゃう」（ゆいP）、「怖い映画が苦手な方も、これを機に誰かと一緒に見てほしい」（オカリナ）とアピールした。

本作ではホラー要素のみならず、イーディスとトム・ヒドルストン演じる実業家トーマス、チャーリー・ハナム扮する眼科医アランによる恋の三角関係も見どころのひとつ。イーディスはミステリアスな魅力を放つトーマスと結婚するが「私はアラン派。なぜトーマスを選んだのかわからない」（オカリナ）、「謎より優しさ。若い子だったら（トーマスに）走るかもしれないけれど、私たちは走らない」（ゆいP）とシビアな回答。それぞれの恋愛観を語った。

オカリナが全身の毛をそったエピソードやゆいPの失恋話などそれぞれの過去を惜しげもなく披露して観客の笑いを誘った2人は、「2015年が“ピーク”にならないように頑張りたい」（ゆいP）と決意を新たにしていた。

「クリムゾン・ピーク」は、トーマスと結婚してイギリスの屋敷に住み始めたイーディスが、恐怖の出来事に立て続けに遭遇し、やがて屋敷に隠された恐るべき秘密に迫っていくさまを描く。1月8日から全国公開。