注目の若手女優・水谷果穂、ホラーゲーム映画化「バレンタインナイトメア」で初主演！

［映画.com ニュース］　ネクストブレイクの若手女優として注目を集める水谷果穂が、人気フリーホラーゲームを実写映画化する「バレンタインナイトメア」で映画初主演を果たすことが発表された。

連続ドラマ「地獄先生ぬ～べ～」や「ナポレオンの村」、映画「先輩と彼女」など話題作の出演が相次ぐ水谷は、本作で高校3年生の卒業間近に突然現れる転校生の佐藤美奈子を演じ、「変わりたいという思いや、愛されたいという、誰にも共感してもらえるような感情を大切に演じました」と語る。「いじめをきっかけに、人間の弱さや恐ろしさも目の当たりにする作品」だといい、「ホラー映画としての見ごたえもたっぷりで、最後の最後まで目が離せない展開なので、ハラハラドキドキを楽しんでください！」とアピールした。

2015年2月14日のバレンタイン、いじめにあっていた女子高生・佐山祐子が校内放送の最中に「1年後にまた会いましょう」と言い残し焼身自殺した。それからちょうど1年後、祐子の悪魔のような言葉に怯えるクラスメイトたちは、人目を避けるように山奥にある廃校を利用した宿泊所へ卒業旅行としてやってくる。しかし、転校してきたばかりの佐藤美奈子が参加し、祐子のことを探り始めたことで、つかの間の平穏を求めていた生徒たちに不穏な空気が流れ始め、血塗られたバレンタインの幕が切って落とされる。

朝倉あき主演の「ハロウィンナイトメア」、武田玲奈主演の「ハロウィンナイトメア2」の原作者IVORY DICE氏が2014年にリリースした話題のホラーゲームを、「ほんとうにあった怖い話第三十一夜　禁断の遊び　チャーリーゲームの呪い」で長編監督デビューを果たした今野恭成が監督・脚本・撮影の3役を兼ねて映画化。16年1月下旬に東京・ユーロスペースでのレイトショー上映を予定している。