末期がんの熱烈ファンのために…「スター・ウォーズ フォースの覚醒」鑑賞の夢かなう
2015年11月10日 13:45
[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ フォースの覚醒」をいち早く鑑賞できた幸運なファンがいることが、明らかになった。
ガーディアン紙によれば、そのファンは米テキサス州に住むダニエル・フリートウッドさん。32歳の男性だが、実は末期がんにおかされている。夫の病状を、ソーシャルメディアを通じて発信している妻のアシュリーさんは、9月に夫が余命1~2カ月と宣告されたことを報告。12月18日に世界公開される「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を鑑賞することなくダニエルさんが他界してしまうことを危惧した友人らが最後の願いをかなえようと一念発起。#ForceForDaniel(ダニエルにフォースを)というキャンペーンを開始すると一気に拡散し、ルーク役のマーク・ハミルやフィン役のジョン・ボヤーガらも賛同することになった。
そして11月5日(現地時間)、ダニエルさんの夢が叶ったことが明らかになった。アシュリーさんは、Facebookで「ダニエルはいま、ちょうど『スター・ウォーズ フォースの覚醒」の未完成バージョンを見終えたところなの!!」と報告。配給するウォルト・ディズニーの計らいにより、特別試写が行われたことを明らかにしたアシュレーさんによれば、J・J・エイブラムス監督が直々に電話をかけてきたという。