国家を揺るがすチェス王者決定戦開幕！「完全なるチェックメイト」予告編公開

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［映画.com ニュース］　「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイアが実在の天才チェスプレイヤーを演じた「完全なるチェックメイト」の予告編が、このほど公開された。

米ソによる東西冷戦時代、14歳でチェスの全米チャンピオンとなったボビー・フィッシャー（マグワイア）が、チェス最強国ソ連（現ロシア）の絶対王者ボリス・スパスキーに挑んだ全24局に及ぶ世界王者決定戦の模様をスリリングに描く。

予告編では、フィッシャーの他の追随を許さぬチェスの才能を描くと共に、要求が通らないとゲームを放棄するなど、時にごう慢ともいえる人物像にフォーカス。「これからは俺の時代だ」と意気揚々とスパスキーとの勝負に挑むも、第1局で完膚なきまでに叩きのめされ、自信を喪失していくさまが映し出される。やがて事態は国の威信をかけた“盤上の第三次世界大戦”へと発展。本作の製作も務めるマグワイアが、国家間の衝突に巻き込まれながらも「これは俺の戦いだ！」とリベンジに燃える天才を熱演している。

「完全なるチェックメイト」は、「ラスト サムライ」（2003）、「ブラッド・ダイヤモンド」（06）で知られるエドワード・ズウィック監督がメガホン。「エスター」（09）、「17歳の肖像」（09）のピーター・サースガード、TVドラマ「レイ・ドノヴァン　ザ・フィクサー」のリーブ・シュレイバーらが共演する。12月25日から全国公開。