ルーカスフィルム社長「スター・ウォーズ」新作に女性監督の可能性を模索
2015年10月16日 11:30
[映画.com ニュース]ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が、「スター・ウォーズ」の新作に女性監督起用の可能性を模索していると、英ガーディアン紙が報じている。
ハリウッドでは現在、男女差別問題が大きく取り沙汰されおり、特に女性監督の少なさが問題視されている。そんななか、ハリウッドで最も影響力を持つ女性のひとりであるケネディ氏は、「『スター・ウォーズ』を監督する女性を見つけることほど重要なことはない」と女性監督の起用に積極的であることを表明した。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムス監督をはじめ、「スター・ウォーズ エピソード8」のライアン・ジョンソン監督、「スター・ウォーズ エピソード9」のコリン・トレボロウ監督、スピンオフ第1弾「ローグ・ワン:ア・スター・ウォーズ・ストーリー(原題)」のギャレス・エドワーズ監督ら、これまでに起用した監督はすべて男性だ。しかしケネディ氏は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の企画開発に関わった8人のうち、6人が女性であったことを告白。「男女のバランスを取ると、ストーリーやセリフ、視点などが変わってくるんです」と映画作りに女性の意見を取り入れる重要性を強調している。
今後、シリーズ初の女性監督が誕生するかに、大きな注目が寄せられる。