「ゴーン・ガール」風の新作スリラー「ガール・オン・ザ・トレイン」、3人目のヒロインが決定
2015年9月1日 19:00
[映画.com ニュース] 英作家ポーラ・ホーキンズの大ヒットデビュー小説「ガール・オン・ザ・トレイン」を映画化する新作に、米女優ヘイリー・ベネットが起用されたと米Deadlineが報じた。ベネットはアントワン・フークア監督「イコライザー 」に出演し、フークア監督の新作となるリメイク版「荒野の七人」にも出演している。
女性キャラクター3人の視点で物語が進行する原作「ガール・オン・ザ・トレイン」は、ギリアン・フリン著「ゴーン・ガール」タイプのスリラー。映画版ではエミリー・ブラント、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、そしてこのほど抜てきされたベネットが主演する。
ブラントが演じるのは、アルコール中毒で離婚し、仕事も失ったレイチェル役。レイチェルは電車の車窓から、彼女がかつて住んでいた家に暮らす幸せそうな夫婦を眺めるのが日課だが、ある朝、そこで衝撃的な出来事が起こるのを目撃する。ファーガソンが演じるのは、レイチェルの元夫トムと不倫の末に再婚したアナ役。ベネットは、レイチェルが毎日電車から観察していた女性メーガン役を演じる。満ち足りた結婚生活を送っているように見えたメーガンは、実は浮気しており、突如、行方不明になる。
米ドリームワークスとテイト・テイラー監督は現在、トム役を含む男性キャストを選考中で、映画は2016年に公開される。書籍「ガール・オン・ザ・トレイン」上下巻は、講談社文庫から10月15日発売予定。