トム・クルーズが限界に挑む!「ミッション:インポッシブル5」撮影秘話

2015年3月25日 18:00


「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」の一場面
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」の一場面

[映画.com ニュース] 人気俳優トム・クルーズが、大ヒットシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」で挑んだ飛行機スタントを振り返り、撮影秘話を明かした。あわせて公開された場面写真では、今にも離陸しようとする軍用機A400の翼を駆けるクルーズの姿を切り取った緊迫の場面を見ることができる。

クルーズは、前作「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」で世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の828メートルという高さでアクションを見せたが、本作では地上1524メートルで驚異の飛行機スタントを敢行。場面写真は、走り出した飛行機の翼から機体へ飛び移る手に汗握るアクションシーンとなっている。

今回のアクションは、クリストファー・マッカリー監督の「君がこの飛行機の離陸時に機外にいるというのはどうだろう?」という冗談をきっかけに、クルーズが「飛行機に乗りながら翼の上に出たり機体の外に行ってみたいと思っていた」と快諾したことから実現した。

理想のショットを追及し、同シーンは8回撮影が繰り返された。クルーズは、スーツ姿で上空での寒さに耐えただけでなく、離陸時に何度も機体にたたきつけられるたこともあったそうで、「僕が挑戦したスタントの中で最も危険なものだった」と肉体の限界に挑んだ。マッカリー監督は撮影を振り返り、「トムは『僕が(スタント中)、本当に辛そうに見えてもそれは演技の一部だから、カメラを止めないでといったんだ。本当にもうダメだというサインを出すまでね』と言っていたんだ。リアルなスタントを追求するトムならではの姿勢だけど、実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」と話した。

また、壮絶なアクションシーンとともに、スウェーデンの新進女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女とのツーショットもお披露目された。ファーガソンをはじめ、シリーズ3度目の共演となるサイモン・ペッグジェレミー・レナーアレック・ボールドウィンらが出演している。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」は、8月7日から全国で公開。

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