「007 スペクター」ボンドの新写真＆雪山での現場収めた映像公開！

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［映画.com ニュース］　シリーズ最新作「007 スペクター」で、ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが雪山で銃を構えた新写真とともに、撮影現場を収めた最新映像が初公開された。

昨年12月8日にクランクインし、現在は寒さの厳しいオーストリア・セルデンの山頂で撮影が行われている。映像では、壮大な景色のなか撮影に臨む「スペクター」チームの姿を収録。モニカ・ベルッチとともにボンドガールに加わったレア・セドゥーは「目を見張るような絶景よ。すごく緊張しているんだけど、同時にワクワクしているの」と手ごたえを感じているようだ。

「007 スカイフォール」に続き、プロダクションデザインを担当したデニス・ガスナーは、サム・メンデス監督とともにさまざまな国を見て回ったという。そして、「どうすれば『スカイフォール』に優るものがつくれるだろうって、サムと話した。出た答えが『スペクター』。つまり、007映画の歴史を引き継いで、観客にとって見ごたえのある作品にする。世界の頂上から見下ろすことよりエキサイティングなことって、ほかにないだろう？」と自信をのぞかせている。

詳細なストーリーは明かされていないが、「スペクター」が過去のシリーズに登場した悪の組織の名称として知られ、「女王陛下の007」（1969）では、アルプス・シルトホルン山頂がスペクターの首領ブロフェルドのアジトであったことから、セルデンでのアクションシーンが大きなカギをにぎると見られている。今後、メキシコ、ローマ、モロッコのタンジェやエルフードなどで撮影が行われる予定だ。

「007 スペクター」は、11月に全国で公開。