松下奈緒×古田新太の異色コンビが謎に迫る　WOWOWドラマ「闇の伴走者」に主演

［映画.com ニュース］　女優の松下奈緒と俳優の古田新太が、WOWOWの連続ドラマW「闇の伴走者」に主演することがわかった。「MASTERキートン」や「20世紀少年」といったヒット作の漫画原作、脚本を手がけてきた長崎尚志氏による同名小説のドラマ化で、出版業界専門の調査員を演じる松下と、偏屈な奇才漫画編集者に扮する古田という異色のコンビが、迷宮入りした事件の真相を解明していく。

漫画界の巨匠・阿島文哉（ベンガル）の一周忌に、35年前の連続女性失踪事件を彷彿（ほうふつ）とさせる未発表原稿が発見される。阿島夫人（真野響子）から本当に夫の原稿なのか調べてほしいと依頼された調査員の水野優希は、フリーの漫画編集者・醍醐真司に協力を仰ぎ、謎に迫っていく。

優希は元警察官という設定で、松下は「元警察官で調査員という役柄も面白いなと思います。元警察官だからこその使命感や責任感、強さと弱さを持ち合わせたキャラクターだなと感じました」と役柄の印象について明かす。古田との共演についても、「古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」と意欲的だ。

一方の古田は、原作者の長崎氏が脚本に参加した映画「20世紀少年」シリーズに出演した縁もあり、「また長崎さん原作の作品に出演ということで、本当に楽しみにしています」。松下とは初共演で、「見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」と話している。

「ホットロード」「アオハライド」といった青春恋愛映画を多く手がける三木孝浩監督が、初の連続ミステリードラマの演出に挑む。4月11日から毎週土曜夜10時放送。全5話。第1話は無料放送。