「パイレーツ・オブ・カリビアン5」ヒロインに英若手カヤ・スコデラーリオ

Photo by J Carter Rinaldi/FilmMagic

［映画.com ニュース］　ジョニー・デップ主演の人気シリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン5（仮題）」（原題：Pirates of Caribbean: Dead Men Tell No Tales）のヒロイン役に、英若手女優カヤ・スコデラーリオが抜てきされ、出演交渉を始めたことがわかった。

このほどヒロイン役に選ばれたスコデラーリオは、昨年末カメラテストを受けると報じられていた女優のひとり。ほかの候補者には、ルーシー・ボーイントン（「ミス・ポター」）、ガブリエラ・ワイルド（「三銃士　王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」）、ジェナ・ティアム、アレクサンドラ・ダウリング（「マスケティアーズ　三銃士」）らがいた。

スコデラーリオは1992年3月13日生まれの22歳で、07年に英テレビシリーズ「Skins（原題）」でデビューし、同国内で大きな注目を集めた。映画では「月に囚われた男」や「17歳のエンディングノート」といった英国作品のほか、昨年米国で大ヒットしたヤングアダルト小説発のハリウッド映画「ザ・メイズ・ランナー（原題）」などに出演。現在は、同作の続編「Maze Runner: The Scorch Trials（原題）」の撮影中だ。

シリーズ第5弾となる本作では、デップ演じるジャック・スパロウの相棒となるイギリス人兵士役に、「マレフィセント」のブレントン・スウェイツが起用されており、悪役として「007 スカイフォール」のハビエル・バルデムが出演する。ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームとバルボッサ役のジェフリー・ラッシュのカムバックもうわさされている。

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「コン・ティキ」のノルウェー人監督、ヨアヒム・ローニング＆エスペン・サンドベリがメガホンをとり、2月からオーストラリア・クイーンズランド州で撮影を開始する。2017年7月7日に全米公開予定だ。