有村架純の金髪＆ミニスカ女子高生姿が初公開！

［映画.com ニュース］　累計発行部数60万部を突破した坪田信貴氏の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を土井裕泰監督のメガホンで映画化する、「ビリギャル」に主演する有村架純が金髪＆ミニスカ女子高生に扮したポスタービジュアルが完成した。土井監督は「有村さんが、金髪に変えミニスカートの制服で目の前に現れたその瞬間、映画の世界が音を立てて動き出しました」と絶賛している。

有村は膝上20センチの超ミニスカートに身を包み、目元にはくっきりとしたアイラインとつけまつげ、さらに指先には鮮やかなパステルカラーのネイルを施し、挑戦的な眼差（まなざ）しを向けている。これまで清純派のイメージが強かったが、有村本人も「金髪にしたことも、こういう名句もしたこともあまりないので、なんだか自分が強くいれる気がします。スカートが短くて、はいてる感覚がないんですよ（笑）」と明かす。

主人公の工藤さやかという役どころについては、「本当に応援してあげたくなるし、私も大好きな女の子です。その金髪、ギャルメイクのさやかちゃんが受験に向き合う気持ちとともに、外見も変化していくというところも楽しみ見ていただければと思います」と共感を示す。さやかと苦楽を共にし、慶大合格へと導く坪田先生を伊藤淳史が扮することが今回発表されたが、「伊藤さんが坪田先生役を演じると聞いた時にはすぐにイメージが沸いて、今、伊藤さんの声や身振りを想像しながら台本を読んでます。現場に入るのがすごく楽しみです」とクランクインを心待ちにしている様子だ。

伊藤は、“生徒”役の有村を「とてもかわいらしく、柔らかい雰囲気の方なので、現場でも楽しく良い作品を作っていきたいなと思っています。今からお芝居をご一緒するのが楽しみです」と共闘を誓っている。また、さやかの受験を応援する母親を吉田羊、さやかと対立する頑固な父親を田中哲司、学年ビリのさやかに冷たくあたる高校の担任教師を安田顕、同じ進学塾に通う森玲司を野村周平が演じる。

同作は、中学・高校と全く勉強せず学年ビリの成績だったギャルが、ひとりの塾講師との出会いを経て、いかにして1年間で偏差値を40も上げて慶大に現役合格したかを、軽妙なタッチで笑いを交えながら描く。5月1日から全国で公開。