ケイシー・アフレック、ボストンマラソン爆弾テロ事件の映画化に主演

写真提供:アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　米マサチューセッツ州ボストン育ちの俳優ケイシー・アフレックが、2013年4月に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を題材とする新作に主演することがわかった。

同作は、ジャーナリストのケイシー・シャーマンとデイブ・ウェッジによる、15年2月刊行予定のノンフィクション本「ボストン・ストロング（原題）」を映画化するもので、「ザ・ファイター」の脚本家エリック・ジョンソンとポール・タマシーが脚本を執筆した。映画では、大規模捜査によって容疑者の男2人が逮捕されるまでの過程と、テロによるボストン市民の動揺を描く。

米バラエティによれば、アフレックはジョン・リドリー（「それでも夜は明ける」）、ドロシー・オーフィエロ（「ザ・ファイター」）とともにプロデュースも手がける。原作の映像化権を獲得しているジョンソン＆タマシーは当初テレビシリーズ化も検討していたようで、今春に米eOneが名乗りをあげたが、契約には至らなかった。映画はアフレックの参加が決まったことで、急ピッチで製作が進む見込みだ。