ディカプリオの制作会社が実在の狼を題材にした映画に着手
2014年10月6日 14:55
[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオの制作会社アッピアン・ウェイがノンフィクション本「アメリカン・ウルフ(原題)」の映画化権を獲得したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
題材はオー・シックスという愛称で知られた野生の狼で、GPSつきの首輪でイエローストーン国立公園の研究者たちによってその行動が研究されていた人気者だ。2012年に国立公園の敷地外で狩猟家によって殺害。このニュースは動物愛護家や自然愛好家に衝撃を与え、ニューヨーク・タイムズ紙は死亡記事を掲載したほどだ。テキサス・マンスリー誌の編集者ネイト・ブレイクスリーがオー・シックスを題材にしたノンフィクション本「アメリカン・ウルフ」を執筆中で、出版権を巡って数社が争奪戦を繰り広げた。
映画化権についても同様で、ロバート・ゼメキス監督のイメージムーバーズなど複数の制作会社が獲得に動いた結果、ディカプリオのアッピアン・ウェイと、映画プロデューサー、ケビン・マコーミックのラングレー・パークが共同で映画化権を手にいれることになった。