ジム・ジャームッシュ初期傑作3作のブルーレイ＆DVDが発売

(C)1984 Cinesthesia Productions Inc. New York

［映画.com ニュース］　インディーズ映画の巨匠、ジム・ジャームッシュ監督の原点とも言える初期3作のブルーレイ＆DVDが、6月18日に発売される。

今回発売されるのは、大学院の卒業作品として製作し、1981年のベルリン映画祭で絶賛された長編デビュー作「パーマネント・バケーション」、84年のカンヌ映画祭新人監督賞受賞作で、ミニシアターブームの草分け的存在となった「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、トム・ウェイツやロバルト・ベニーニが出演し、脱獄犯2人とイタリア人旅行者の奇妙な友情を描いた「ダウン・バイ・ロー」の3作。

米インディペンデント界を代表するフィルムメーカーとして活躍するジャームッシュ監督の作品は、世界各国のファンから熱狂的な支持を得ており、近作では「ブロークン・フラワーズ」（2005）が、カンヌ映画祭でパルムドールに次ぐ審査員特別グランプリを受賞。最新作「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」（13）は、昨年のカンヌ映画祭コンペティション部門に選出されている。

初期3作ブルーレイは各2800円（税抜き）、DVDは各1800円（税抜き）、6月18日発売。