ウィル・フェレル、テニス史に残る「性別間の戦い」の男子テニス選手役に
2014年4月8日 10:35
[映画.com ニュース] 過去にフィギュアスケーターやバスケットボール選手を演じたこともあり、スポーツ好きで知られるウィル・フェレルが、今度はテニス映画「マッチ・メーカー(原題)」に主演することが明らかになった。
米ハリウッド・レポーターによれば、1973年に女子テニス界を代表する名選手ビリー・ジーン・キングと、男子テニス選手ボビー・リッグスのあいだで行われた、伝説の男女対抗試合を題材にしたドラメディが企画されており、フェレルがリッグス役で主演するという。
米ESPNマガジンの記事「The Match Maker: Bobby Riggs, The Mafia and The Battle of the Sexes」の映画化で、脚本には、ベン・スティラー監督・主演の「LIFE!」(公開中)の脚本家スティーブ・コンラッドが起用された。
同試合は、引退から復帰した55歳のリッグスが、当時30歳の全盛期にあったキングに挑んだもので、「The Battle of the Sexes(性別間の戦い)」として大きな話題を呼んだ(キングは72年に全英、全米、全仏、73年にも全英を制している)。
当初、キングは挑戦を断ったというが、「女子選手は男子選手よりも劣る」という挑発を繰り返したリッグスに対して、女子プレーヤーの名誉を守るために試合に臨み、結果的に3セットをストレートで取ってリッグスに圧勝した。
ちなみに今年2月には、「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督と脚本家サイモン・ビューフォイのコンビも、この題材を将来的なプロジェクトとして検討していると報じられたが、それとは別の企画になる。