「劇場版しまじろうのわお！」第2弾封切り！子どもたちが映画館を初体験

［映画.com ニュース］幼児向け映画「しまじろうと くじらのうた」が3月14日、全国103スクリーンで封切り。同日、東京・品川プリンスシネマで行われた初日舞台挨拶には、しまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきいが勢ぞろいし、「今日は僕たちの映画を見に来てくれて、どうもありがとう！　みんなに会えてうれしいよ」（しまじろう）と大喜び。エンディングテーマ「トモダチのわお」に乗せて、子どもたちと一緒にダンスを楽しんだ。

ベネッセコーポレーションの通信教育教材「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター・しまじろうを主人公にした映画の第2弾。昨年公開された「劇場版しまじろうのわお！　しまじろうとフフのだいぼうけん　すくえ！七色の花」に続き、「幼児が初めて映画館で見る映画・ファーストシネマ」をコンセプトに製作された。

映画はしまじろうたちが、けがをした迷子の赤ちゃんクジラ・くうちゃんを母親のもとに送り戻そうと頑張る姿を描く。前半は歌やダンス、クイズが盛り込まれた実写パート、後半はアニメーションパートと子どもたちを飽きさせない構成になっている。また、途中で休憩をはさんだり、劇場内の照明や音量を調整したりと、子どもにとって快適な鑑賞環境が整えられている。

舞台挨拶には主題歌「勲章」を手がける4人組ロックバンド「ねごと」も駆けつけ、ボーカルとキーボードを担当する蒼山幸子は、「いつも心にいる大切な人が、勲章なんじゃないかなという思いを込めた」。映画の見どころは「しまじろうたちの友情と、くうちゃんとお母さんの物語。近くにいる人を愛おしく思える大スペクタクルで、一緒に冒険している気持ちになれる」と話していた。