【全米映画ランキング】「LEGO（R）ムービー」V3。3D歴史アクション「ポンペイ」は3位に

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. (C)2014 The LEGO Group.

［映画.com ニュース］　先週末の全米ボックスオフィスは、2本の新作がランクインしたが、2週連続で首位だった「LEGO（R） ムービー」が約3150万ドルの興収でV3を果たした。

同作の17日間の累計興収は約1億8300万ドルで、今週末にも2億ドルに到達する模様。ワーナーではすでに続編製作に着手しており、3年後の2017年メモリアル・デイ公開を予定しているという。

約1230万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、リュック・ベッソン製作・脚本、ケビン・コスナー主演のアクション「3 Days to Kill」。危険なスパイ稼業から足を洗い、家族と平和に暮らしたいパリ在住のイーサン・レナー（コスナー）は、組織から最後のミッションとして世界で最も冷酷なテロリストの暗殺を命じられる。イーサンは10年ぶりに会った娘の世話をしながら、3日間で最後のミッションを遂行することになるが……。ベッソン、コスナーの双方がリーアム・ニーソン主演「96時間」のようなスマッシュヒットを狙ったが、レビュー、興行ともに厳しいスタートとなってしまった。共演にアンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド、コニー・ニールセン。監督は「チャーリーズ・エンジェル」「ターミネーター4」のマックG。

オープニング興収約1000万ドルで初登場3位にランクインしたのは3D歴史アクション「ポンペイ」。人気SFシリーズ「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が、西暦79年にベスビオ火山の噴火によって壊滅した古代都市ポンペイの人間模様を描いた群像劇だったが、こちらもまったく振るわなかった。出演はキット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランド 、ジャレッド・ハリス、キャリー＝アン・モス。

その他、宮崎駿監督による最後の劇場用長編アニメ「風立ちぬ」（英題：The Wind Rises）が限定21サイトで公開され、圏外24位につけている。今週末より450サイトに拡大公開予定。

今週末は、「アンノウン」のコンビ、ニーソン主演、ジャウム・コレット＝セラ監督によるアクションスリラー「ノンストップ（原題）」に、ジョン・キューザック、ロバート・デ・ニーロ共演のサスペンス「The Bag Man」などが公開となる。