キスマイ藤ヶ谷太輔、ファンを“宣伝部”に任命「しっかり仕事こなして」

［映画.com ニュース］　アイドルグループ「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が1月22日、東京・新宿バルト9で行われた主演作「劇場版　仮面ティーチャー」の完成披露プレミア上映会に出席した。藤ヶ谷にとって初の主演映画で「熱い思いをこめた作品を、全力で受け取ってもらえれば。皆さんには宣伝部として頑張って、しっかり仕事をこなしてほしい」と黄色い声援をあげる熱烈ファンにメッセージをおくった。

「GTO」の藤沢とおる氏が描いた同名漫画を実写化した、テレビドラマ「仮面ティーチャー」の劇場版。教育環境が崩壊した近未来の日本を舞台に、非行生徒たちを更生させるため、力によって生徒たちを制圧することを許された「仮面ティーチャー」の活躍を描く。完成披露試写会には藤ヶ谷に加えて、共演する斎藤工、遠藤憲一が出席した。

藤ヶ谷が演じる荒木剛太は、力ではなく心で生徒と通じ合おうとする仮面ティーチャーという役どころ。「荒木剛太と仮面ティーチャー、どちらを演じるときも芯を通すことを意識した」といい、「一生懸命で熱い男の成長が見どころ」とアピール。役作りの際には、高校時代の担任に“リサーチ”もしたというが、「その先生がすごくミーハーなので、この役を演じるとは言わなかった」と笑いを誘った。

一方、ドラマ版では剛太と敵対したエリート官僚役の斎藤は「今回はタッグを組んで、共通の敵と戦った。藤ヶ谷くんと一緒だったから頼もしかった」と述懐。「日本のアクション映画を更新した作品。劇場で体感すべき映画で、ぜひ男性にも見てほしい」と映画マニアらしい視点で魅力を語った。

また、遠藤は剛太と敵対する高校時代の恩師・羅門公平を演じ「最後に剛太と心が通じ合うかが見どころ」。藤ヶ谷への悲鳴にも似た歓声を目の当たりにし、「こりゃ、ファンのみんなに憎まれるね。（心が）通じ合わなかったら、すみません！」と圧倒されていた。「劇場版　仮面ティーチャー」は2月22日から公開。