タランティーノの新作ウエスタンは、「七人の侍」インスパイアか？

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　クエンティン・タランティーノ監督が、「ジャンゴ　繋がれざる者」に続いて再び手がける新作ウエスタンの脚本をこのほど脱稿し、「七人の侍」と「荒野の七人」にインスパイアされたとおぼしき「The Hateful Eight」のタイトルを付けたことが明らかになった。

詳細は不明だが、「ジャンゴ　繋がれざる者」の続編ではなく、別の西部劇であることをタランティーノ監督自身が昨年11月に明かしている。

また、直訳すると「憎むべき8人」を意味する「The Hateful Eight」というタイトルは、黒澤明監督の「七人の侍」をジョン・スタージェス監督がリメイクした「荒野の七人」（1960）の原題「The Magnificent Seven」をもじったものと推察される。

キャストは未定だが、米ハリウッド・レポーターによれば、タランティーノ監督は「イングロリアス・バスターズ」と「ジャンゴ　繋がれざる者」で2度のアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストフ・ワルツには本作でも役を用意しているという。